7日に中京競馬場で行われる
きさらぎ賞(3歳・GIII・芝2000m)について枠順・馬番別に検証していく。なお、今年は開催日割の変更に伴い中京芝2000mにて施行されるため、2020年以降の当該コース成績をデータの集計対象とした。
【枠順別成績(2020年以降)】
1枠 4-4-10-48 複勝率27.3% 複勝回収率74%
2枠 9-8-2-48 複勝率28.4% 複勝回収率55%
3枠 4-4-6-57 複勝率19.7% 複勝回収率61%
4枠 4-6-6-58 複勝率21.6% 複勝回収率62%
5枠 10-7-8-59 複勝率29.8% 複勝回収率67%
6枠 5-6-4-72 複勝率17.2% 複勝回収率66%
7枠 7-8-9-73 複勝率24.7% 複勝回収率93%
8枠 7-7-5-79 複勝率19.4% 複勝回収率38%
芝コースは基本的に内枠有利になりやすいことを考慮すると、外枠の健闘が目立つ。また5枠が10勝を挙げている点にも注目。中京の芝コースは開催ごとの傾向の変化が大きく、馬場の伸びどころも変わりやすいため、進路を選べる中枠にアドバンテージがあるのかもしれない。
【枠順別成績(2021年1月30日、31日・芝2000mのみ)】
1枠 0-0-1-2 複勝率33.3% 複勝回収率50%
2枠 0-1-0-2 複勝率33.3% 複勝回収率36%
3枠 0-0-0-4 複勝率0.0% 複勝回収率0%
4枠 0-0-1-3 複勝率25.0% 複勝回収率30%
5枠 1-0-0-4 複勝率20.0% 複勝回収率30%
6枠 1-0-0-4 複勝率20.0% 複勝回収率22%
7枠 1-0-1-3 複勝率40.0% 複勝回収率138%
8枠 0-2-0-4 複勝率33.3% 複勝回収率53%
参考まで先週行われた中京芝2000mの枠順別成績を付記しておく。人気馬中心だったとはいえ、勝ち馬3頭は全て5枠より外から出ており、8枠も2連対。Bコース替わり1週目だったが、内有利には振れていない。馬場自体は内外フラットと考えて良さそうで、能力重視のアプローチで良いだろう。