大阪杯、
天皇賞(春)、
宝塚記念といった上半期の古馬中長距離戦線に繋がっていくレース。昨年の勝ち馬
クロノジェネシスは、春秋
グランプリ(
宝塚記念、
有馬記念)制覇の偉業を成し遂げました。現役調教師の通算成績を見ると、
池江泰寿調教師、
堀宣行調教師が各2勝をマークしています。
今年は、今年度
JRAリーディング3位(着度数順・2月7日終了時点。以下同)、昨年度
JRAリーディング1位の
矢作芳人厩舎から
ステイフーリッシュと
ラヴズオンリーユーが、今年度6位、昨年度2位の
友道康夫厩舎から
ワグネリアンが、今年度60位、昨年度3位の
堀宣行厩舎から
ジナンボーがエントリーしてきました。
厩舎必勝パターンの予想バイブルは、過去3年の厩舎データをもとに「場所(競馬場)」「条件(クラス)」「ローテーション」「騎乗予定騎手」を踏まえた総合的な観点から全登録馬を評価し、そのなかから、とくに注目すべき馬を抽出。馬券検討を強力にサポートする画期的な予想ツールです。
今回は、昨年の
京都記念で3着に、一昨年の
京都記念で2着に食い込んだ
ステイフーリッシュ、
オークス馬の
ラヴズオンリーユー、ダービー馬の
ワグネリアンなどに人気が集まりそう。本稿では、人気上位の中から
モズベッロの評価および解説を公開します。
【注目馬評価】
■馬名:
モズベッロ■調教師:
森田直行■騎手:三浦
■間隔:中2週
■場所:×
■条件:▲
■ローテ:▲
■騎手:×
※評価基準
【◎】複勝率が一定の水準(33.3%)以上である。高く評価していい。
【▲】複勝率は一定の水準(33.3%)未満にとどまっているが、集計対象レース全体における当該調教師の複勝率は上回っている。人気薄の馬に限り、強調材料と見ていい。
【×】複勝率が一定の水準(33.3%)未満であり、なおかつ集計対象レース全体における当該調教師の複勝率も下回っている。評価を下げたい。
【注目馬解説】
森田直行調教師は主戦でないジョッキーを起用したレースで複勝率15.1%・複勝回収値93円。
M.デムーロなど、騎乗機会の多いジョッキーを鞍上に配したレースの方が狙いやすい。休み明けだった2走前の
有馬記念はともかく、前走も以前のパフォーマンスを考えるとやや物足りない内容。扱いに注意した方がよさそうだ。
記事本文では、「厩舎パターン式出馬表」として全登録馬の評価を公開中。また、上記以外にも3頭の注目馬解説を収録しました。「調教師&騎手別評価」も見逃せません!出走全頭の厩舎必勝パターンは以下よりご覧いただけます。