心強い相棒とともに、世界に挑戦する。サウジアラビアで行われるリヤドダートス
プリント(20日・キングアブドゥルアジーズ)に臨む
ジャスティン(牡5歳、栗東・矢作)が11日、栗東坂路で国内最終追い切りを行った。主戦の
坂井瑠星騎手(23)=栗東・矢作=を背に整地された馬場の中央を力強く駆け上がると、ラストは鞍上の追いだしに鋭く反応。4F50秒2-36秒8-12秒4の自己ベストを刻んだ。
「良かったですね。しっかりやりましたし、反応できていました。イメージ通りのケイコができましたね。体調は良さそうです」。背中や手綱越しに伝わる良好な感触に、自然と声も弾む。
人馬とも、その後はドバイの
ゴールデンシャヒーン・G1(3月27日・UAEメイダン)に転戦予定。「すごく楽しみにしています。日本の短距離ダートではトップクラスの力があるし、日本を代表する気持ちで行きたい」と力を込めた。
自身は豪州での武者修行など、これまでも積極的に海を渡って経験を積んできた。「サウジは初めてですが、ドバイは3回目。そのあたりはプラスになると思います。海外遠征で学んだことを生かせれば」。中東の地で好結果を残し、日本の競馬ファンに明るい話題を届ける。
提供:デイリースポーツ