東京11Rの第56回
クイーンカップ(3歳GIII・牝馬・芝1600m)は2番人気
アカイトリノムスメ(
戸崎圭太騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分33秒3(良)。クビ差の2着に5番人気
アールドヴィーヴル、さらにクビ差の3着に1番人気
ククナが入った。
アカイトリノムスメは美浦・
国枝栄厩舎の3歳牝馬で、
父ディープインパクト、
母アパパネ(母の
父キングカメハメハ)。通算成績は4戦3勝。
レース後のコメント
1着
アカイトリノムスメ(
戸崎圭太騎手)
「いい内容で強い勝ち方ができて嬉しいです。今回も追い切りに乗せていただき、成長を感じて順調にきていると感じていました。無理せずにあのポジションを取れて、いいリズムで直線に向いても手応えがありましたし、しっかり反応して伸びてくれました。気を抜くことなくしっかり走って後はしのいでくれという感じでしたが、頑張ってくれました。新馬戦のときは非力な感じもありましたが、これだけの成長は素質があるからこそだと思いますし、楽しみです。国枝厩舎で
アパパネの仔にずっと乗せていただいていながら勝ち切ることができず、ようやくこうして重賞を勝てて、嬉しく思います。ファンも多いでしょうし、期待に応えられるように走ってくれると思います。応援してください」
2着
アールドヴィーヴル(
松山弘平騎手)
「勝ち馬を見ながら良いところで脚を溜められて、最後もよく伸びてきてくれました。キャリアが浅いので勝負どころでズブさを見せたり、直線でも外へ張ったりと幼さを見せていましたが、これからの馬ですので、修正していって次は逆転できたらと思います」
(
今野貞一調教師)
「(馬体重−18kgについて)初戦は余裕残しでしたし、(馬体重が)減るのは想定内でした。思っていたよりは減りましたが、飼葉も食べていたので体調は良かったです。キャリアが浅くて4コーナーの反応が鈍かったり、直線も外へフラフラして若さを見せていましたが、センスがよく今回のレースで収穫もありました。体がしっかりしてくればさらに良くなると思います」
3着
ククナ(C.
ルメール騎手)
「良いレースをして、精一杯頑張ってくれました。良馬場の内枠でいい感じでした」
4着
エイシンヒテン(
団野大成騎手)
「楽に先手を取れました。道中物見をしていたり、直線でももたれたりと若さを見せていましたが、このメンバーでよく走れています」
5着
イズンシーラブリー(
三浦皇成騎手)
「ゲートをポンと出て、位置を取りに行きましたが、もう一列二列前で競馬をしたかったです。馬群の中で競馬をしたことがなかったので道中はひるんでいましたが、最後は伸びが良くて本当に良い切れ味を見せてくれました。これが良い経験になると思います」
6着
ステラリア(
福永祐一騎手)
「スタートは上手に出ましたが、その後つまずいてしまいました。元々1600mは忙しいかなと思っていましたが、ポジションが悪くなってしまいました。それでも最後はよく伸びてきています。」
9着
インフィナイト(
北村友一騎手)
「すごく良い雰囲気で4コーナーを回ってきたのですが、伸びきれませんでした」
16着
レッジャードロ(藤田菜七子騎手)
「新馬の頃と比べて
テンションが高く、気も入りすぎていました。追い切りでは落ち着いているのですが、競馬に行くと一気に上がってしまって、コントロールが効きませんでした」
ラジオNIKKEI