「
フリージア賞」(20日、東京)
先週の
デイリー杯クイーンCを
アカイトリノムスメで制し、2020年の阪神JF2着馬
サトノレイナスも管理する国枝師。3冠牝馬
アパパネと
アーモンドアイを手かげた名将の下には、現3歳世代も牝馬の素質馬がそろっているが、牡馬も負けてはない。
カレンレベンティスがその一頭だ。中山の新馬戦では不良馬場で前残りの展開をものともせず、後方から徐々に追い上げると、メンバー最速の上がり3F36秒7を記録して豪快に差し切った。
「あんな馬場でもしっかり走ってくれた。気持ちの面で前向きさがあるよね」と指揮官はうなずく。若駒にとっては厳しい状況だったが、最後まで闘争心を燃やして走り切った。
コンビを組むのは20年の関東リーディングに輝いた横山武。
共同通信杯の
エフフォーリアで自身の重賞2勝目を挙げたばかりだ。「(勢いがあって)いいよね」と期待を口にした。
デビュー2連勝へ。「状態面の上積みはあるし、東京もいいと思う」とチャンスをうかがっている。
提供:デイリースポーツ