17日、
大井競馬場で行われた第65回
金盃(4歳上・重賞・ダ2600m・1着賞金2200万円)は、中団でレースを進めた
吉原寛人騎手騎乗の2番人気
マンガン(牡4、川崎・
田島寿一厩舎)が4コーナーで外から一気に上昇し、直線で突き抜けて、6番人気
トーセンブル(牡6、船橋・
山中尊徳厩舎)に9馬身差をつけ優勝した。
【
吉原寛人騎手】
「本当に強くて、馬に感謝したいと思います。
最近スタートも良かったので、なるべく前の位置で競馬したいと思っていたんですが、理想のスタートで取りたい位置が取れたと思います。すごく
リラックスして走ってくれていて、末脚がピカイチの馬なのでそれを生かすように心がけて乗りましたが、本当にすごく弾けました。
今日のこのメンバーもすごい実績馬ばかりだったので、このメンバーをこれだけ離したのはすごく自信になりますし、今後大きなところを狙える力があると思います」
【
田島寿一調教師】
「右回りに少し自信がなかったので、9馬身ということで正直ビックリしています。
ここまで順調に来れていたというのが一番です。馬運車で少し暴れたので、パドックでは元気がないかなと思いましたが、あまり関係なかったようです。状態は良かったです。
距離が長い方がいいので、当面の目標としては、
ダイオライト記念に出られたら出たいと思っています。その後は未定で、いいレースを選んで出たいと思います。
コ
ロナ禍で大変な中ですが、少しでも皆さまの勇気が出るようなレースができるよう、馬と一緒に、スタッフや馬主さんも皆で考えています。応援していただきありがとうございます」
(取材:高橋正和、編集:netkeiba)