18日、
大井競馬場で行われた第3回
雲取賞(3歳・重賞・ダ1800m・1着賞金1200万円)は、2番手でレースを進めた
本橋孝太騎手騎乗の1番人気
ランリョウオー(牡3、浦和・
小久保智厩舎)が直線に入って脚を伸ばして後続を突き放し、外から伸びた2番人気
トランセンデンス(牡3、浦和・
小久保智厩舎)に3馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分54秒6(稍重)。
【
本橋孝太騎手】
「初めて乗せて頂いたときから競馬センスが抜群だったんですが、それに磨きがかかったようで、(ゲートを)出て、そんなに押っつけもせず馬任せであの位置が取れました。折り合いもついていました。
1頭になってちょっと遊ぶ面もあるんですが、それだけ余裕がある勝ち方だったからで、馬が近くにいれば違うと思います。現状は、課題という課題は無いですし、仕上げの方も厩舎スタッフの皆さんがやって下さっているので心配はしていません。
(
アランバローズに対しては)2回負けているので、次当たりますが、もう負けられないです。
今日も無観客で、重賞となるとより寂しい気がします。状況が改善して、クラシックではお客さまの前で素晴らしい競馬ができたらと思います。
【
小久保智調教師】
「目標が6月頃ということで、そんなに気を張って仕上げて来てはいなくて、
リラックスした状態で来ました。間が空いたので不安もありましたが。
本橋騎手にはもう何度も乗ってもらっているので、指示などはなく、状態はいいよとだけ伝えていました。今後は、いかに厩舎サイドとしてこの状態を維持して、伸ばしていけるかというところだと思います。
(次走は)
京浜盃には
アランバローズが出てくるということなので、そこで一緒に走らせたいと思います。勝てない相手ではないと思って、しっかり頑張っていきたいと思っていますので、応援よろしくお願いします」
(取材:高橋正和、編集:netkeiba)