28日、東京競馬場で行われた6R・3歳500万下(ダート1400m)は、蛯名正義騎手騎乗の8番人気パープルストック(牝3、美浦・高橋祥泰厩舎)が2番手追走から直線半ばで抜け出し、中団から追い上げた2番人気マイニングゴールドに2.1/2馬身差をつけて押し切った。勝ちタイムは1分26秒3(良)。さらにクビ差の3着には1番人気ニシノテンカが入った。

　勝ったパープルストックは父フレンチデピュティ、母パープルホワイト(その父フジキセキ)という血統。06年10月の2歳新馬(東京・芝1400m)は8着だったが、初ダートの2戦目の2歳未勝利(東京・ダート1400m)で逃げ切り、初勝利を挙げる。昇級してからは中団でレースを進める競馬を続けて結果が出せなかったが、今回は早めの進出で2勝目となった。通算成績5戦2勝。