21日、東京競馬場で行われた
フェブラリーS(4歳上・GI・ダ1600m)は、好位でレースを進めた
C.ルメール騎手騎乗の1番人気
カフェファラオ(牡4、美浦・
堀宣行厩舎)が、直線に入って抜け出し、最後は中団追走から追い上げてきた9番人気
エアスピネル(牡8、栗東・
笹田和秀厩舎)に3/4馬身差をつけ優勝した。
【豆知識】
◆「
C.ルメール騎手騎乗の米国産馬」は昨年の
モズアスコットに続き連覇。
◆
堀宣行調教師はダートGI初制覇。また、
ルメール騎手とのタッグではGI初制覇。
◆冠名“カフェ”は
イーグルカフェの2002年JCダート以来の
JRAGI制覇。
◆2015年の米三冠馬
American Pharoahは産駒の国際ダートG1初制覇。JpnIは
ダノンファラオが
ジャパンダートダービーを制している。
◆勝ちタイム1分34秒4(良)は、2016年
モーニンの1分34秒0(重)に次いで
フェブラリーS史上2位。良馬場では2003年のコース改修以降のコースレコード。コース改修以前も含めると、
クロフネが2001年
武蔵野Sで1分33秒3(良)を記録。
◆2着
エアスピネル、3着
ワンダーリーデルはともに8歳馬。
JRA平地GIで8歳以上馬が2頭3着内に入ったのは、2018年
JBCスプリント(京都開催。1着
グレイスフルリープ、3着
キタサンミカヅキが8歳馬)を含めても史上2例目。
◆7着
ミューチャリーの走破タイム1分35秒3は、2002年
フェブラリーS2着の
トーシンブリザードと並び、
JRAダート1600mでは地方馬最速タイ。
※データは注記のあるものを除き1986年以降。