大塚海渡騎手(20)=美浦・フリー=が、かつて所属していた厩舎の
木村哲也調教師(48)=美浦=を相手に起こしたパワハラ等による損害賠償請求訴訟で24日、弁論準備手続きが水戸地裁土浦支部で行われた。原告側は鈴木和憲弁護士らが来場し、今月19日に木村師が書類送検されたことを明かした。
木村師側の代理人とは電話でやり取りしたといい、鈴木弁護士は「被告側が前回提出した答弁書に対し、15個の証拠を提出して再反論致しました。被告は技術を向上させるために手を上げたこともあったとの話でしたが、(騎乗中の)ビデオ映像、競馬学校時代の成績表などで技術的に未熟ではないと、証拠として提出しました」と説明した。次回は4月9日に行われる。
提供:デイリースポーツ