現地時間27日、
オーストラリアのフレ
ミントン競馬場でG1・
オーストラリアンギニー(3歳・芝1600m・15頭立て)が行われた。
道中は中団でレースを進めた最低15番人気の
ルナーフォックス(牡3、M.ディー騎手)が、ゴール手前50m地点で逃げ粘っていた1番人気タガロア(牡3、L.
カーリー騎手)を捉えると、最後方から鋭い脚で追い上げた5番人気タイのチェリートータニー(セ3、B.
イーガン騎手)の追撃を振り切り、半馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分35秒86(良)。
ルナーフォックスは父
Foxwedge(その父
Fastnet Rock)、
母Grant's Moon、母の
父Malibu Moonという血統。
オーストラリアのP.プ
ルースカー厩舎の管理馬。2020年サイヤーズ
プロデュースS(豪G2)覇者。通算成績は13戦3勝。
重賞勝ち馬にもかかわらず、
ルナーフォックスの単勝オッズは301倍。低評価を覆すG1初制覇となった。
※馬齢は現地基準に基づく。