◎6日(土)阪神競馬場で行われる第28回
チューリップ賞(GII)に出走を予定している
テンハッピーローズ(牝3、高柳大)について追い切り後の
高柳大輔調教師のコメントは以下の通り。
・(
フェアリーSは)ゲートを早く出過ぎて前にも壁が出来ないので、本来のこの馬の位置取りができない中で最後までよく走ってくれました。状態自体は良くなっています。背中も良くなって成長を感じます。
・騎手も言っていますが身体をよく使えるようになっているとのことです。背中をよく使えるので使うごとに成長している感じです。
・(中間は)使ってすぐにトレセンに放牧に出しました。じっくり休ませて、今回は早くに入厩して調整をしました。追い切りも充分間隔を開けてやっています。状態はいいですね。
・(一週前追い切りは)前走はゲートを速く出過ぎて前に壁を作れなかったことを踏まえて、今回は壁を作って最後まで溜めながら伸ばす様な指示でした。指示通りの追い切りで馬も応えてくれました。溜めが効いた動きでした。
・(最終調整は)先週の段階で馬が出来ていましたので調教で疲れを残さないように、最後は持ったままで上がってくるように指示して、その通りやってもらいました。見た目も動きも良くなっていますから、当日はいい状態で出走させることが出来ると思います。
・今回は初の近場の競馬場で、阪神は初めてになりますが力は発揮してくれそうです。溜めれば伸びます。折り合いさえ注意したら結果につながると思います。しっかり走って権利をとってもらいたいですね。
取材:檜川彰人
ラジオNIKKEI