◎6日(土)阪神競馬場で行われる第28回
チューリップ賞(GII)に出走を予定している
メイケイエール(牝3、武英)について追い切り後の
武英智調教師のコメントは以下の通り。
・(阪神JFは)枠順とかもありますが道中のかかり具合の改善も見られ結果とは別に収穫の見られるレースでした。
・(中間の調整は)レース後すぐ放牧に出て、身体をふっくらさせてもらいました。前走は458kgでしたが帰厩時には478kgまで増えていまして調整がしやすかったですね。ここまでいい感じで来ています。背が伸びて成長しているという印象でした。昨日の段階で468kgですからレースに向けていい感じです。
・(今日の追い切りは)馬場入りで少しごねました。もともと落ち着いている馬ですが少し我の強い部分がありますからね。でも動きは素晴らしいものがありました。特に問題はありません。レースを想定しての内容でした。追いかけられるとかかる面を見せていました。その様に夢中になって走るところがあるのでまだまだ課題はありそうです。
・前走もあと少し我慢すれば距離も充分こなしそうでした。最大の目標は次の
桜花賞ですから、
トライアルとして次につながるレースをしてもらいたいですね。心配は折り合いのみ、後は何も心配ありません。騎手はレジェンドですし、状態はいいですし、能力はこの世代随一と思っています。
・厩舎の中では一番大人しい馬で、スイッチのオンオフが極めてはっきりしている馬です。オンがもう少しゆっくり入ってもらいたいですね。
・折り合いという課題はありますが、それ以上に魅力的な面もたくさんあります。いいレースをして、いい状態で最大の目標である
桜花賞に向かいたいですね。
取材:檜川彰人
ラジオNIKKEI