本番と同じコースで行われる
皐月賞トライアル。高額配当決着となった年も少なくありませんが、
グレード制導入後の優勝馬37頭中27頭は単勝2番人気以内の支持を集めていた馬です。現役調教師の通算成績を見ると、
国枝栄調教師が2勝をマークしています。
今年は、今年度
JRAリーディング12位(着度数順、2月28日終了時点。以下同)、昨年度
JRAリーディング1位の
矢作芳人厩舎から
タイセイドリーマーが、今年度2位、昨年度4位の安田隆行厩舎から
ダノンザキッドが、今年度4位、昨年度6位の
国枝栄厩舎から
ワンデイモアがエントリーしてきました。
厩舎必勝パターンの予想バイブルは、過去3年の厩舎データをもとに「場所(競馬場)」「条件(クラス)」「ローテーション」「騎乗予定騎手」を踏まえた総合的な観点から全登録馬を評価し、その中から特に注目すべき馬を抽出。馬券検討を強力にサポートする画期的な予想ツールです。
今回は、2連勝中の
シュネルマイスター、重賞戦線で健闘してきた
タイトルホルダー、GIウイナーの
ダノンザキッドなどに人気が集まりそう。本稿では、次に上位人気になりそうな
タイムトゥヘヴンの評価および解説を公開します。
【注目馬評価】
■馬名:
タイムトゥヘヴン■調教師:
戸田博文■騎手:三浦
■間隔:中6週
■場所:▲
■条件:×
■ローテ:×
■騎手:◎
【注目馬解説(記事本文より)】
戸田博文調教師は5〜8週(中4〜7週)のレースで複勝率21.3%、複勝回収値61円。もう少し間隔を詰めて使った時の方が信頼できる。この馬自身、前走から5〜8週(中4〜7週)で出走するのは今回が初めて。重賞でも十分にやれるだけの実力は示しているが、オッズ次第では扱いに注意したい。
※評価基準
【◎】複勝率が一定の水準(33.3%)以上である。高く評価していい。
【▲】複勝率は一定の水準(33.3%)未満にとどまっているが、集計対象レース全体における当該調教師の複勝率は上回っている。人気薄の馬に限り、強調材料と見ていい。
【×】複勝率が一定の水準(33.3%)未満であり、なおかつ集計対象レース全体における当該調教師の複勝率も下回っている。評価を下げたい。
記事本文では「厩舎パターン式出馬表」として全登録馬の評価を公開。また、上記以外にも3頭の注目馬解説を収録しました。予想バイブル「厩舎必勝パターン」記事本文は以下よりご覧いただけます。