ホッカイドウ競馬所属の
林和弘調教師が雇用していた厩務員が、昨年7月に競馬法の規定に違反して
地方競馬の勝馬投票券を購入していたことが明らかになり、同年12月28日に罰金20万円の略式命令を受けるという事案があった。
この件について、平素の調教師の厩務員に対する指導監督が十分でなかったことによるものとして、5日付で
林和弘調教師を北海道
地方競馬実施条例施行規則第70条第1項第2号の規定に基づき戒告とし、同条第2項の規定により2021年4月14日から同6月10日まで20日間の賞典停止としたと5日、ホッカイドウ競馬が発表した。
なお、当該元厩務員については、既に厩務員認定が取り消されているが、5日付けで競馬への関与停止2年間となったことも併せて発表された。ホッカイドウ競馬は「今後は、関係機関と連携して再発防止に万全を尽くし、競馬の公正確保に努めてまいります」としている。