6日、
高橋康之厩舎所属の
永島まなみ騎手がデビューします。
父は園田競馬の
永島太郎調教師。まなみ騎手が幼いころは騎手として活躍しており、彼女はそんな父の姿を間近で見ながら騎手へのあこがれを温め続けてきました。
「5歳の時から騎手になりたいと思ってきました。父が騎手をしている姿が“かっこいい”と思ったのがきっかけでした」
いま18歳、これまでの人生でその想いは
「一度もブレたことはなかったです」
と力強く話していたのが印象的でした。
師匠の
高橋康之師は彼女を引き受けるにあたり、とても熱心に指導しています。
「体幹がしっかりしており、
バランスがいいんです。馬のリズムを崩さずに追えるのもいいです」
調教ではビデオを撮影し、弟子の騎乗フォームをチェック。日々、厩舎をあげてチームで彼女を育てている姿が素晴らしいと思いました。
「ひと鞍ひと鞍を大切にしながら、その馬にあった騎乗を心がけていきたいです」
初々しい笑顔を見せる
永島まなみ騎手。レースを重ねていく中で貪欲に新しいことを吸収し、育ってくれることと思います。めっちゃ期待しています!
(取材・文:花岡貴子)