4月の
桜花賞トライアル、
フィリーズレビュー。同じ
トライアルでも、今年もフルゲート割れとなった先週末の
チューリップ賞に対して、1勝馬が大挙し27頭が登録。まずは出走までたどり着くのが困難な中、
ファンタジーSで
チューリップ賞を勝った
メイケイエールの2着
オパールムーン、阪神JF5着の
ヨカヨカ、
クイーンC4着の
エイシンヒテンなどが人気を集めそう。
その中で、枠順や当日の馬場状態予測などが反映されていない、あくまでも現時点での想定とはなりますが、
フィリーズレビューの本命候補をご紹介!
netkeibaでは、蓄積している
ビッグデータをAIに学習させ、その数字をもとにメンバーのペース、各馬の最終走破タイムを予想し出走馬を順位付け。Aiエスケープは、障害レースを除く全レースの予想を公開し、先週まで回収率100%超えを実現しています。
【大混戦の高配当馬券をつかむための本命候補】
フィリーズレビューは、近10年で1番人気が6度馬券外に沈んでおり、18年〜20年の直近は全て3着までを確保できずにいる穴党向きのレース。昨年は5番人気が勝利、12番人気3着で3連単1198倍、さらにその前年は、12番人気が同着1着で3連単2648倍の高配当決着となっています。その上で、今回Aiエスケープが示した現時点の本命候補は7番人気(月曜正午時点)の
ラヴケリーでした。
まずは2戦前、今回と同じ阪神1400mの舞台だった
ファンタジーSのメンバーレベルが高かったといえます。勝った
メイケイエールは
チューリップ賞1着。その
メイケイエールの2着
オパールムーンは阪神JF6着。さらに5着の
ヨカヨカが阪神JFで5着。6着の
ミニーアイルも
萌黄賞4着後、あざみ賞1着と、次走以降これだけの馬が活躍しています。
また、このペースで2番手から3着に粘れたのも高く評価。逃げた
フリードは11着、2番手からだった
サルビアも10着に沈んでいる中、
サルビアに並んで2番手から3着を確保したのは能力の高さの証明といえるでしょう。
ただし懸念されるのは、そもそも出走できるかどうか。収得賞金400万円で、同じ収得賞金400万円の馬が18頭登録。収得賞金900万円以上の馬が9頭のため、抽選は9頭/18頭。確率は50%です。
ここまで5戦し、馬券外がなく安定して好走を続けている
ラヴケリー。逆に勝ち味に薄いともいえる結果になっている中、出走さえ叶えば、ココで一気に
桜花賞の主役候補となる可能性も十分あるでしょう。
週末には3重賞の中からAIの弾き出した最終決断を公開予定。2021年の春GIへ向けて見逃せない週末をお楽しみに。