AJCCで重賞初制覇を果たした
アリストテレス(栗東・
音無秀孝厩舎)。前走後はリフレッシュ放牧を挟み、2月23日にノーザンFしがらきから栗東へ帰厩。今朝10日は次走予定の
阪神大賞典(3月21日・阪神芝3000m)に向けた1週前追い切りを行っている。
先週に引き続き、
ビーマイオーシャンを相手にCWでの併せ馬。先週は先行したが、今週は追走する形。併せ馬では先行すると手応えよく動くものの、追走するとゴール前でもたつくような時もあるだけに、今回がどんな動きをするか。
向正面から3コーナー、4コーナーでは手応えよく、最後の直線もほぼ持ったままの手応えで前に並びかけてくる。さあ、ここから仕掛けてどうかというところでスッと反応して、相手よりも前に出る。相手が差し返すことができなかったというところもあるが、相手のラスト1Fは12.2秒なので、止まっているわけではない。
アリストテレスの時計は6F83.1〜5F67.8〜4F53.4〜3F39.1〜1F11.9秒。数字も示す通り、ラストはこの馬自身が機敏に動けたという感じ。明らかに前走時よりも動ける状態にあるだけに、ここでどんなパフォーマンスを見せてくれるか楽しみなところ。