「
金鯱賞・G2」(14日、中京)
ジャパンC5着以来となる
グローリーヴェイズは10日、簑島(レースは川田)を背に美浦Wで併せ馬。道中は
ハーグリーブス(6歳オープン)を2馬身差で追走し、徐々に差を詰めて外から馬体を並べにいく。直線に入っても馬なりのままで余力十分にフィニッシュ。5F66秒7-38秒5-12秒7を記録して併入した。
見届けた尾関師は「先週しっかりやっているので、きょうはそこまで必要ないと判断。息遣いは休み明けという感じだが、これで変わってくれば」とまずまずの評価。豪華メンバーがそろった昨年の
ジャパンCでは、正攻法の競馬で勝った
アーモンドアイから0秒3差の5着に奮闘した。さすがに消耗度が大きく、その後は放牧でリフレッシュ。じっくり立て直して今年初戦を迎える。
2000メートルのレースは18年7月の佐渡S(1着)以来。今後は香港遠征を視野に入れており、今回の結果と内容でこの距離への適性を確かめることになる。トレーナーは「
ジャパンCでは改めて実力のある馬だと思いました。今回はこのメンバー相手で、どういう競馬をしてくれるか。2000メートルでも問題ないと川田騎手も言ってくれたので」と中距離でも十分に勝負になると見込んでいる。
提供:デイリースポーツ