10日、
大井競馬場で行われた第12回
フジノウェーブ記念(4歳上・重賞・ダ1400m・1着賞金1300万円)は、中団前目でレースを進めた
和田譲治騎手騎乗の6番人気
キャプテンキング(牡7、大井・
的場直之厩舎)が最後の直線で脚を伸ばして先頭を交わすとそのまま押し切り、一旦は先頭に立った1番人気
ベストマッチョ(セ8、川崎・
佐々木仁厩舎)に1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分26秒0(稍重)。
【
和田譲治騎手】
「的場厩舎にはいつもお世話になっているので、勝ててホッとしています。
返し馬の感じがとても良くて、気合いが乗っていました。ある程度先行して、先行集団の後ろには付けていい位置で競馬をしようと思っていましたが、本当にいい位置が取れて手応え十分で直線に向いて、弾けてくれと思って追っていました。
キャプテンキングには、これを機にまた今年頑張ってほしいと思います。
コ
ロナが落ち着いて、また皆さまが競馬場に来られるようになったら、また応援に来て下さい。お願いします」
【
的場直之調教師】
「前走よりは調子を上げてきていましたので、あとは位置取りをどの辺で進めるかと思っていました。流れも、今日はいい流れだったので良かったと思います。
本当に嬉しかったです。この馬は夏などは弱くて調整がとても難しいんですが、(ここにきて)調子が上がってきていい状態でレースに臨めて、良い結果につながって良かったです。
今後は馬の調子次第ですが、千四とかマイルとかを使っていきたいと思っています」
(取材:高橋正和、編集:netkeiba)