13日に中山競馬場で行われる
中山牝馬S(4歳上・牝・GIII・芝1800m)について血統・種牡馬別に検証していく。なお、阪神競馬場で代替開催された2011年はデータの集計対象外とした。
過去10年で最多となる4回の馬券絡みが
キングカメハメハ。3回で
ディープインパクト、
タニノギムレットが続き、2回が
メイショウサムソン、
ハーツクライ、
ルーラーシップ、
マンハッタンカフェとなっている。
ディープインパクト産駒は「1-1-1-13」。18年
カワキタエンカが6人気で逃げ切り勝ちを収めるほか、14年
キャトルフィーユ(4人気2着)、19年
アッフィラート(11人気3着)と伏兵の好走が目立つ。一方で、17年
ビッシュ(3人気10着)、19年
ミッキーチャーム(2人気14着)、20年
コントラチェック(2人気16着)と上位人気馬が大敗を喫していることも念頭に置きたい。今年は
アルーシャ、
インターミッション、
サトノダムゼル、
ドナアトラエンテ、
ランブリングアレー、
リアアメリアの6頭が特別登録。
ルーラーシップ産駒は「1-1-0-1」。産駒初出走となった19年は
ウラヌスチャームがハナ差2着と惜敗。昨年は
フェアリーポルカが1着となり、自身にとっても重賞初制覇となる勝利を飾ってみせた。今年はその
フェアリーポルカが2年連続で出走予定。
ハーツクライ産駒は「1-1-0-4」。16年の勝ち馬
シュンドルボンは5歳、17年にクビ差2着の
マジックタイムは6歳と円熟味を増した古豪の活躍ぶりが目に留まる。今年は
シャドウディーヴァ、
スイープセレリタス、
クラヴァシュドール(除外対象)の3頭が特別登録。