14日に阪神競馬場で行われる
フィリーズレビュー(3歳・牝・GII・芝1400m)について枠順・馬番別に検証していく。
過去10年、馬番別では最多となる3回の馬券絡みが1番、6番、9番。2回が2番、4番、5番、7番、10番、13番、14番、15番、16番となっており、一度も3着以内に好走歴のない馬番は3番、8番、18番。2015年にフルゲート頭数が16頭から18頭へと引き上げられて以来、毎年18頭での争いとなっている。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 3-1-1-15/20 複勝率25.0% 複勝回収率120%
2枠 2-0-0-18/20 複勝率10.0% 複勝回収率17%
3枠 2-1-2-15/20 複勝率25.0% 複勝回収率117%
4枠 0-1-1-18/20 複勝率10.0% 複勝回収率17%
5枠 1-2-2-15/20 複勝率25.0% 複勝回収率65%
6枠 1-1-0-18/20 複勝率10.0% 複勝回収率287%
7枠 0-3-3-20/26 複勝率23.1% 複勝回収率70%
8枠 2-0-1-23/26 複勝率11.5% 複勝回収率47%
※2019年は1着同着
1〜3枠から勝ち馬が7頭。内回りの阪神芝1400mらしく、基本的には内枠に分がある。16年には1枠2番の
ソルヴェイグが8番人気で、19年には1枠1番の
ノーワンが12番人気で勝利しており、内枠の人気薄による一発は常に警戒すべきだろう。
7〜8枠は2-3-4-43で複勝回収率59%。昨年も7枠14番の
アヌラーダプラが3番人気9着だった。直近3年では出走18頭中、14頭が二桁着順に終わっており、かなり厳しい戦いを強いられている。外枠勢は馬場や展開の後押しが欲しいところだ。