現地時間13日、
オーストラリアの
ムーニーバレー競馬場で、総賞金500万豪ドル(約4億2320万円)の高額賞金レース、オールスターマイル(芝1600m・15頭立て)が行われた。創設3年目で国際格付けは持たない。
道中は馬群の中を進んだ3番人気
ムガトゥー(セ6、H.ボウマン騎手)が、直線に向くところでちょうど1頭分の間を割って抜け出し、外から伸びた2番人気ロシアン
キャメロット(牡4、D.
オリヴァー騎手)との追い比べも制し、0.5馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分39秒82(重)。
勝ち馬から3.75馬身差の3着には、5番人気ベヒーモス(セ5、C.ウィ
リアムズ騎手)が逃げ粘った。
1番人気のG1・3勝馬プロバビール(牝4、
D.レーン騎手)は、中団から伸びを欠いて12着に敗れた。
ムガトゥーは
父Henrythenavigator(
その父Kingmambo)、
母Elopa、母の
父タイガーヒルという血統の愛国産馬。豪州のK.リース厩舎の管理馬。
重賞は昨年のプレミアズC(豪G3)、ニューカッスルGC(豪G3)を制している。ボウマン騎手とは昨年の
ウインターチャレンジ(豪L・1着)以来のコンビで、これで2戦2勝。通算成績は18戦9勝。
※馬齢は現地表記に準ずる。