「ス
プリングS・G2」(21日、中山)
ロードカナロア産駒らしい均整の取れた好馬体。目下3戦2勝の
ヴェイルネビュラが春のクラシックの主役を目指す。大竹師は「レースセンスは抜群にいい。大きく育つ可能性を秘めている」と期待を込める。
1週前は美浦Wで僚馬
ラパンセソバージュ(4歳2勝クラス)を追走し、直線で内に潜り込んで併入。終始力強いフットワークで、6F82秒7-38秒6-12秒5をマークした。戸崎圭は「道中は前半から我慢できていたし、最後の直線の反応も良かった。このひと追いで良くなるでしょう。前走(
ジュニアC1着)の時は若さを感じたが、今は精神面でも良くなっているのが分かりますね」と成長ぶりに目を細める。
新馬戦が1800メートル、2勝目の
ジュニアCが1600メートル。唯一の敗戦が2000メートルの
百日草特別(5着)だっただけに、指揮官は「結果次第で別路線も」と慎重な言葉を並べるが、ここを好内容で乗り越えてほしい思いもある。自らの走りで未来を切り開くか。
提供:デイリースポーツ