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大阪杯・G1」(4月4日、阪神)
全身からオーラが漂っていた。2020年、無敗で牡馬クラシック3冠を制した
コントレイルは17日、福永を背に栗東坂路へ。いつもよりやや重心が高めなフォームながら、刻んだタイムは水曜の一番時計4F50秒1-37秒2-12秒6。自己ベストを更新して、改めて脚力の高さを示した。
矢作師は「スピード調教をやっておきたいところがあった」と意図を説明。昨秋は長めの距離を意識したつくりだったが、2000メートル戦を考慮して調教内容をシフトさせている様子だ。
先週金曜に続いて感触を確かめた福永も「しゃーっと走らせたら(この時計が)出た。スピード能力が高いね」と力強い。“伝説のJC”2着以来となる21年の始動戦へ向け、「
パワーアップしている」と主戦&トレーナーは口をそろえた。
提供:デイリースポーツ