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【阪神大賞典 血統データ分析】長距離成績抜群のエピファネイアは真打ちとなるか

  • 2021年03月18日(木) 13時47分
 21日に阪神競馬場で行われる阪神大賞典(4歳上・GII・芝3000m)について血統・種牡馬別に検証していく。

 過去10年で最多となる6回の馬券絡みがハーツクライ。5回のステイゴールドディープインパクト、2回のヤマニンセラフィムが続く。

 ハーツクライ産駒は「2-4-0-8」。12年ギュスターヴクライ、16年シュヴァルグランの2頭が勝利しており、前者はオルフェーヴルが逸走したときの勝ち馬としても知られている。なお、同産駒は1〜5人気「2-3-0-3」、6人気以下「0-1-0-5」と人気も指標にしやすい印象だ。今年はゴーストタイセイトレイルの2頭が出走予定。

 ディープインパクト産駒は「1-2-2-4」。勝ち馬は17年サトノダイヤモンドに限られるが、15年デニムアンドルビー(7人気2着)、20年トーセンカンビーナ(5人気2着)、20年メイショウテンゲン(4人気3着)と伏兵の台頭も目立つ傾向にある。今年はメイショウテンゲンが出走予定。

 初出走となるエピファネイア産駒は上位人気と目されるアリストテレスが出走予定。同産駒は距離が長ければ長いほど好走率が高まる傾向にあり、3000mという特殊な舞台だからこその魅力がありそうだ(同産駒の芝2500m以上の成績は「7-2-1-14」勝率29.2%・複勝率41.7%)。

 キングカメハメハ産駒は「1-0-0-6」。昨年、延べ7頭目の出走となったユーキャンスマイルが2人気で勝利をつかんでいる。過去に1人気の支持を集めた馬こそいなかったが、3・4人気が4頭いたことを思うと少し物足りない成績かもしれない。今年は2連覇を目論むユーキャンスマイルほか、シロニイダンスディライトが出走予定。

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