「
若葉S」(20日、阪神)
好位4番手を進んだ2番人気の
アドマイヤハダルが、直線で一気に突き抜け、終わってみれば後続に3馬身差をつける圧勝劇を披露。センスの良さが際立つレースぶりだった。
テン乗りでのVに、松山は「強かったです」とやや驚きの表情。自ら調教に騎乗して「長くいい脚を使える」と特徴をつかんでいたが、その走りは想像以上。「位置を取りに行った中でもしっかりと脚をためられて、追ってからも突き放してくれた」とパワフルな走りを褒めたたえた。
休養で馬体重は8キロ増。大久保師は「中身が詰まってきたかな。でも、まだキ甲が抜けていない。もっと良くなる」とさらなる成長に期待を込める。次戦はもちろん
皐月賞(4月18日・中山)の舞台。「権利をもらったので、前向きに」。西の新星がクラシック候補に堂々と名乗りを上げた。
提供:デイリースポーツ