21日、帯広競馬場で行われた第53回ばんえい記念(4歳上・重賞・200m・1着賞金1000万円)は、第2障害を3番手でクリアした阿部武臣騎手騎乗の2番人気ホクショウマサル(牡10、ばんえい・坂本東一厩舎、積載重量1000kg)が、先行2頭を差し切って優勝。31連勝で臨むも3着に敗れた昨年の雪辱を見事果たした。勝ちタイムは2分43秒4(馬場水分2.7％)。

　2着は2.1秒差で5番人気キタノユウジロウ(牡6、ばんえい・村上慎一厩舎、積載重量1000kg)、さらに0.8秒差の3着にはこれが引退レースだった3番人気コウシュハウンカイ(牡11、ばんえい・松井浩文厩舎、積載重量1000kg)が入った。

　また同じくここで引退の1番人気オレノココロ(牡11、ばんえい・槻舘重人厩舎、積載重量1000kg)は4着、10番人気ソウクンボーイ(牡11、ばんえい・西邑春夫厩舎、積載重量1000kg)は10着で出走全馬完走となった。

　勝ったホクショウマサルは、父エビスカチドキ、母ミクニレンショウ、その父アトミックドラゴンという血統。通算成績はこれで125戦48勝(重賞3勝)。