「
高松宮記念・G1」(28日、中京)
阪急杯をレコードで逃げ切った
レシステンシア。その前走では高いス
プリント能力を存分に示してみせた。1200メートル地点の通過タイムは1分7秒4。
高松宮記念の過去10年で、これを上回る勝ち時計は16年
ビッグアーサー(コースレコード)、19年
ミスターメロディの2度しかない。
圧倒的なスピードで引き出した数字に松下師も胸を張る。「自分のキャリアでも間違いなく一番の馬。めったに巡り合えない馬ですから」とポテンシャルに絶対の自信を寄せる。
1週前追い切りでは
武豊を背に栗東坂路で4F50秒3-11秒7(仕掛け)。素軽い脚さばきでキビキビと登坂し、楽に好タイムをマーク。ラスト1Fの伸び脚も素晴らしかった。さらに上昇しており文句なしの気配。
騎乗予定だった
武豊が負傷のため、浜中と新コンビを組む。さらに週末は雨予報が出ているが、マイナスにはならないはず。トレーナーは「重馬場の
桜花賞でも走っているし、道悪はこなすでしょう。左回りもNHKマイルCの1回しか使っていませんが、大丈夫だと思います」ときっぱり。19年
阪神JF以来となる
ビッグタイトル奪取へ、不安は何もない。
提供:デイリースポーツ