「
ドバイシーマクラシック・UAE・G1」(27日、メイダン)
2020年は新型コ
ロナウイルス感染拡大のため直前で中止。2年ぶりの開催となる。日本からは計6レースに12頭が参戦。シーマクラシックで春秋
グランプリ連覇の
クロノジェネシスが初めて海外G1に挑戦する。
14年
ジェンティルドンナ以来となる日本馬Vへ、
クロノジェネシスがいよいよ海外G1の舞台へ立つ。20年は5戦して〈3・1・1・0〉。6馬身差で圧勝した
宝塚記念、初めてG1で1番人気に支持され期待に応えた
有馬記念Vと内容も濃かった。3着に敗れた
天皇賞・秋でも、高速決着に対応して自身の持ちタイムは更新。デビュー時から馬体重が30キロ以上も増えて、間違いなく完成期に入ってきた。
次の
ターゲットは海外G1タイトル。15日の国内最終追い切りは北村友を背に、栗東CWで
ステラリア(3歳1勝クラス)を2馬身追走。直線で内に併せると鋭く伸び、首差先着した。主戦は「無事に済ませることができました。いい状態で行けそう」と納得の表情。斉藤崇師も「検疫に入って少し細くなったカイ食いも戻り、
有馬記念前と変わらない仕上がりです」と順調な調整ぶりを強調した。万全の態勢で外国馬に立ち向かう。
提供:デイリースポーツ