27日(土)に阪神競馬場で行われる
毎日杯に出走を予定している
グレートマジシャン(牡3歳、美浦・
宮田敬介厩舎)について
宮田敬介調教師のコメントは以下の通り。
「前走の
セントポーリア賞は新馬戦に比べて落ち着いていたのですが、少し出負けしました。しかし、直線での脚はこちらが予想していた以上の反応で強かったと思います。
ディープインパクト産駒らしい軽さ、反応の良さを感じました。血統的にも晩成血統で、5月生まれでこんなに早く結果が出せるとは思っていませんでした。
この中間はコースでしっかりと負荷をかけて順調にきています。今朝の追い切りは坂路で併せ馬の形を意識しすぎずに最後まで集中して走るように調整しました。現状ではやれることをやれていると思っています。今回は阪神競馬場までの輸送があり、軽い馬場でしか走ったことがなく雨が降ってどうかという懸念もありますが、課題をクリアしてくれたらいいと思っています。
まだクラシック戦線の王道を行く馬と対戦していません。その馬たちにラ
イバルの1頭と見てもらえるように結果を出せればいいと思っています。私にとって厩舎を開業して2年目での重賞初勝利のチャンスです。なんとかものにできればと思っています。
競馬場にファンが入れるようになりましたので、そのファンの前でいい走りが出来るように頑張りたいと思っています。応援をよろしくお願いします」
(取材:小林雅巳)
ラジオNIKKEI