27日に阪神競馬場で行われる
毎日杯(3歳・GIII・芝1800m)について枠順・馬番別に検証していく。
過去10年、馬番別では最多となる4回の馬券絡みが1番、2番、5番、6番。3回で3番が続く。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 3-1-0-7/11 複勝率36.4% 複勝回収率56%
2枠 0-5-0-7/12 複勝率41.7% 複勝回収率71%
3枠 2-0-1-10/13 複勝率23.1% 複勝回収率33%
4枠 0-1-2-13/16 複勝率18.8% 複勝回収率57%
5枠 3-2-2-9/16 複勝率43.8% 複勝回収率76%
6枠 0-0-1-15/16 複勝率6.3% 複勝回収率20%
7枠 1-1-1-17/20 複勝率15.0% 複勝回収率20%
8枠 1-0-3-16/20 複勝率20.0% 複勝回収率31%
【10頭立て以下の年の馬番別成績】
1〜5番 2-4-3-11/20 複勝率45.0% 複勝回収率58%
6〜10番 2-0-1-15/18 複勝率16.7% 複勝回収率30%
昨年は7枠8番の
サトノインプレッサが豪快な差し切りを決めたが、全体的には1枠2枠の好走率が高い。少頭数の一戦なので、10頭立て以下で行われた年に絞って馬番別成績を見てみたい。
少頭数であっても内有利の傾向が色濃く出ている。「少頭数で行われる外回りの1800m戦」と聞くと、全馬が能力を出し切れるフェアな条件というイメージが強いが、まだ内の馬場状態が良く、ペースが上がりにくいことも相まって、内をロスなく立ち回る馬に分があるようだ。