「
大阪杯・G1」(4月4日、阪神)
2020年の
最優秀短距離馬グランアレグリアは24日、杉原(レースはルメール)を背に美浦Wに登場。ゆっくりスタートを切ると、後から発進した僚馬2頭を先に行かせて、道中はそれを目標に進んだ。最後は無理に並び掛けることもなく、単走でフィニッシュ。課題の折り合いは問題なくクリアし、5F68秒0-40秒6-12秒9をマークした。
杉原は「他の馬に抜かれても我慢できるようになったところが以前より良くなった点。昔ならグッとハミを取っていたと思う」と成長を実感する。藤沢和師も「
テンションが上がりやすいから調教は物足りないくらいでいい。レースまでにまだ2週あるし、徐々に気が乗ってくるんじゃないかな」とうなずいた。ス
プリント〜マイル〜中距離の3階級G1制覇へ。偉業に向けて態勢は整いつつある。
提供:デイリースポーツ