「
高松宮記念・G1」(28日、中京)
新たな家族が増え、自身3度目のG1参戦になる
杉原誠人騎手(28)=美浦・藤沢和=が意欲を見せている。
コンビを組むのは、8歳にしてG1初挑戦となる
アストラエンブレム。キャリア初の1200メートル戦となった前々走のラピスラズリSで、いきなり直線一気の差し切りV。前走のオーシャンSは9着だったが、出遅れた上に前残りの競馬。流れが向かず力を出し切れなかっただけで、悲観する内容ではなかった。
先週に続き最終リハに騎乗。美浦坂路の3頭併せで先着し、「馬のリズム重視で感触を確かめました。変わらず雰囲気はいいです」と笑顔。過去2度のG1は16年
エリザベス女王杯と17年
天皇賞・春。いずれも小島厩舎の
プロレタリアト(14、16着)だった。「縁があるのかな。オーナー、小島調教師には素直に感謝です。出るからにはチャンスがあるし、最後にいい結果を出せれば最高ですね」と声をはずませる。
22日に第2子(次男)が誕生したばかり。「家族が増え、またにぎやかになります。いいことがあるといいな」と瞳を輝かせた。(デイリースポーツ・村上英明)
提供:デイリースポーツ