netkeibaの膨大なデータを学習させているAIが、レースのペースを予測し、各馬の脚質・各馬の最終走破タイムを算出。走破タイムの速い順に印を打ちます。今週もオリジナルの
ビッグデータを活用したAI予想から、激走注目馬を紹介します。
いよいよ2021年の春GIオープニングとなる
高松宮記念が発走となる今週末。昨年は15番人気
クリノガウディーが1位入線から4着降着も、勝ったのは9番人気
モズスーパーフレアで、3連単は2177倍と、2019年の4497倍に続いて2年連続の高配当決着となっています。
京都競馬場の改修工事の影響から、中京競馬場は酷使されており、今年の開催も紛れの起こりやすい状況なのは確かでしょう。そして、今回netkeibaのAIが弾き出した注目馬は、土曜朝時点で9番人気の
サウンドキアラでした。
【netkeibaAIの注目馬】
馬名:
サウンドキアラ鞍上:松山
予測ペース:平均ペース
予測脚質:差
指数:64.71 (全18頭中1位)
昨年の秋は
スワンS10着、
マイルCS10着と不振に陥った
サウンドキアラですが、暮れの阪神Cでは4着。外を回りながらも直線に向いた際の手ごたえも良く、上がりは3番手と復調の兆しを見せています。
今回AIは1番手に推しましたが、取捨のカギは「休み明け」と「初挑戦の距離」の2点でしょう。昨年12月の阪神C以来となる休み明けということですが、元々2勝目は3か月ぶり、4勝目も4か月半ぶりで挙げるなど久々も苦にしないタイプ。陣営としては、逆に勝負気配ともいえます。
また1200mは初挑戦となりますが、ス
プリント戦らしく、前に行く馬が多くペースが上がるなら持ち味のキレる末脚が生きるでしょう。中京の開催も2戦していずれも3着。左回りは5戦して[0-1-2-2]で、完敗といえるのは格上挑戦となった2019年の
ヴィクトリアマイル7着時のみです。
今年特有の中京の馬場に加えて、日曜は雨予報なのも味方になります。重馬場は
京都牝馬Sを含めて2戦2勝で、時計の掛かる馬場も歓迎です。
昨年春には
京都金杯、
京都牝馬S、
阪神牝馬Sと怒涛の重賞3連勝を記録した
サウンドキアラ。言わずもがな、鞍上の松山騎手も先週は2日で11勝を挙げ、土日の最多勝利記録に迫ったように絶好調です。春GI開幕戦からいきなりの波乱を起こす可能性も十分。
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