14日の金鯱賞(GII)で5着だったキセキ(牡7、栗東・辻野泰之厩舎)が、4月25日に香港のシャティン競馬場で行われるクイーンエリザベス2世C(3歳上・G1・芝2000m)の招待を受諾したことがわかった。

　キセキは父ルーラーシップ、母ブリッツフィナーレ、母の父ディープインパクトという血統。通算成績は28戦4勝。

　2017年の菊花賞(GI)覇者。以降は勝ち星から遠ざかっているが、GIで4度の2着がある。所属していた角居勝彦厩舎が2月一杯で解散し、前走の金鯱賞が辻野厩舎での転厩初戦だった。

　登録していた4月4日の大阪杯(GI)は見送り。2017年の香港ヴァーズ(香G1・9着)、2019年のフォワ賞(仏G2・3着)、凱旋門賞(仏G1・7着)に続く海外4戦目を目指す。