阪神11Rの第68回
毎日杯(3歳GIII・芝1800m)は2番人気
シャフリヤール(
川田将雅騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分43秒9(良)。クビ差の2着に1番人気
グレートマジシャン、さらに1馬身3/4差の3着に4番人気
プログノーシスが入った。
シャフリヤールは栗東・
藤原英昭厩舎の3歳牡馬で、
父ディープインパクト、
母ドバイマジェスティ(母の父
Essence of Dubai)。通算成績は3戦2勝。
レース後のコメント
1着
シャフリヤール(
川田将雅騎手)
「ゲートはあまり速くなかったですが、位置取りはスムーズでしたし、道中リズム良く走ってくれました。まだしっかり動き切れませんが、そのあたりはこれから成長すると思いますし、今日は勝たなければいけなかったので動いてもらって何とかしのいでくれました。もともとポテンシャルの高い馬ですし、タイトルを取れて良かったです。ここを勝ち切ったことで次に向けてしっかり準備できることになると思いますので、なによりここを勝てて良かったと思います」
(
藤原英昭調教師)
「1800mはギリギリ短い距離なので賞金を取りたかったので、そういう意味ではこれから2000m以上を使えます。今回のレースは上位2頭の能力が高かったようですね。それが今回の時計に現れました。まだ成長できる馬です」
2着
グレートマジシャン(C.
ルメール騎手)
「最初の300mぐらいまでは少し引っ掛かりました。その後は冷静に走れていました。直線では良く伸びたのですが、最後に少し疲れた感じでした」
3着
プログノーシス(
藤岡佑介騎手)
「スタートであまり前に出て行かなかったので、後方からじっくりレースを進めました。直線では馬群のどこを割ろうかという反応でしたが、そこからふらついて2着馬の後ろに入るなどして最後は伸び負けする形でした。センスの良い馬ですし、今後成長してくれれば楽しみです」
4着
ルペルカーリア(
福永祐一騎手)
「馬場がかたいのがそれほど得意ではありません。道中はリズム良く上手に走ってくれましたが、馬場の分でしょうか、ラストまで踏ん張れませんでした」
5着
レヴェッツァ(
池添謙一騎手)
「ペースも流れていましたし、ポジション的には折り合いもついていたし、良いと思いました。リズムも良かったです。ペースも上がって上位4頭とは離されたので、今のところそことは差があるのかなという感じもします。ただ馬はこれからの馬なので、体つきも良くなってくるでしょう。そのあたりにも期待です」
6着
ウエストンバート(
国分優作騎手)
「あのペースになりましたが、それでもバッタリ止まったわけではなく、ずっと同じ脚で走っています。少頭数で展開が向くと思いましたが、上位はきっちり来ましたね」
7着
ダディーズビビッド(
浜中俊騎手)
「返し馬では前走より落ち着いていました。この馬自身の本質が1200から1400mでこそのような気がします。そのような舞台でまた期待です」
8着
ロジローズ(
団野大成騎手)
「ペースが速い中で後方からいい感じでレースを進めました。しかし4コーナーで前に追い付いてから最後はまた離されてしまいました。道中少し力む面もありましたし、これから成長して行く馬だと思います」
ラジオNIKKEI