現地時間27日にドバイのメイダン競馬場で行われた
ドバイワールドカップ(北半球産4歳上、南半球産3歳上・G1・ダ2000m・1着賞金696万米ドル)は、好位で進めたL.
サエス騎手騎乗の
ミスティックガイド(牡4、米・M.スティッドハム厩舎)が直線で早々に突き抜け、日本からただ1頭参戦した
戸崎圭太騎手騎乗の
チュウワウィザード(牡6、栗東・
大久保龍志厩舎)に3.3/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分01秒61(良)。
1.1/4馬身差の3着にはW.ビュイック騎手騎乗のマニークール(セ6、仏・A.
ファーブル厩舎)が入った。
ミスティックガイド(
Mystic Guide)は
父Ghostzapper、母は米G1・5勝の名牝
Music Note、
その父A.P. Indyという血統で、ゴドルフィンの所有馬。本国アメリカでは重賞を2勝しているが、G1はこれが初制覇となった。
チュウワウィザードは
父キングカメハメハ、
母チュウワブロッサム、
その父デュランダルという血統。昨年のチャンピオンズC(GI)などを勝利している。初の海外遠征となった前走の
サウジカップでは力を出しきれなかったが、ここで巻き返し、ダートで行われた
ドバイワールドカップとしては2001年の
トゥザヴィクトリー以来の日本馬による連対となった。