「ドバイワールドC・UAE・G1」(27日、メイダン)
最高の結果とはいかなかったが、胸を張れる銀メダルだ。前走のサウジCではゲートが決まらず、9着に終わった
チュウワウィザードだったが、今回は好発から好位のインでじっくりと脚をためた。一気に突き抜けた1番人気の米国馬
ミスティックガイドには及ばなかったものの、直線もしぶとく脚を伸ばして世界に実力を示した。
ワールドCで日本馬が連対したのは、歴史的ワンツーを決めた11年(1着
ヴィクトワールピサ、2着
トランセンド)以来10年ぶり。戸崎圭は「前回より追い切りの動きも良く感じましたし、力を見せてくれて良かった。発走まで待たされましたが、逆に落ち着きが出て、スタートをうまく切って本来の競馬ができました」と相棒の健闘をたたえた。
提供:デイリースポーツ