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桜花賞・G1」(11日、阪神)
桜の女王へ向けて不安は全くない。無敗で2020年の2歳女王に輝いた
ソダシは31日、栗東坂路で文句なしの動きを披露した。白毛伝説第2章の幕開けへ、着々と態勢を整えている。
真っ白な馬体を躍らせながら、鋭い動きを披露した。20年の2歳女王
ソダシは、吉田隼を背に栗東坂路に登場。先行する2頭の僚馬を前に見ながら、スムーズに折り合い、軽快にラップを刻んで行く。ラスト1F地点で仕掛けると、並ぶ間もなくかわしてフィニッシュ。4F52秒4-38秒5-11秒8で駆け上がった。
主戦は「順調に来ていますね。ずっと言っていますけど、もともと完成度が高かった馬ですから。いい意味で変わりないという感じです」と納得の笑み。須貝師は「やばいね。すごいな。1週前としては上出来」と興奮気味に振り返った。
桜花賞に直行するのは予定通りのスケジュール。念入りに厩舎で調整するため、余裕を持ってレース2カ月前の2月10日に帰厩して、じっくりと調教を重ねてきた。鞍上は「思った通りの調整はできています。あとは当週にサラッとやれば」と仕上がりの良さに自信を見せていた。桜の女王へ向けて調整は順調。無敗の
ヒロインは主役の座を譲るつもりはない。
提供:デイリースポーツ