無敗3冠制覇を遂げた
コントレイルとGI3連勝中の短距離女王
グランアレグリアの直接対決に注目が集まる今週末の
大阪杯。2頭に19年の
朝日杯FSを制し、
コントレイルとクラシックを争ったGI馬
サリオスを加えた3頭が人気の中心になっています。
比較的堅い決着になりがちな
大阪杯ですが、例年1〜3番人気が馬券を独占するかというとそうでもなく、毎年のように6番人気以下の伏兵が1頭は絡んできているのも事実。
アーモンドアイの引退後、空席となった”現役最強”の座を決める一戦ではありますが、良い意味で水を差す一頭のサプ
ライズにも期待できます。
netkeibaの膨大なデータを学習させているAIが、レースのペースを予測し、各馬の脚質・各馬の最終走破タイムを算出。走破タイムの速い順に印を打ちます。今週もオリジナルの
ビッグデータを活用したAI予想から、激走注目馬を紹介します。
週頭には
コントレイルがnetkeibaAIの本命候補としてピックアップされましたが、調教や枠順、馬場など週中の情報を追加した上で、今回netkeibaのAIが弾き出した注目馬は、単勝万馬券クラスの伏兵
ペルシアンナイトでした。
【netkeibaAIの注目馬】
馬名:
ペルシアンナイト 鞍上:大野
予測ペース:平均(遅)ペース
予測脚質:差
指数:63.71 (全13頭中1位)
出走全13頭中最高齢の7歳となる
ペルシアンナイトですが、昨年夏の
札幌記念では
ラッキーライラックを交わしての2着と好走。
有馬記念でも、道中は脚をためて直線に入ると、大野騎手の
サインにしっかりと反応してしぶとく脚を伸ばしました。結果7着とはいえ、4着には0.1秒差、勝ち馬にも0.6秒差と健闘しています。
前走の
金鯱賞は、休み明けは元々走らないことに加えて、
ギベオンが逃げ切ってしまうような特殊馬場。実績からしても荒れた馬場は向かないので今回マイナス評価にはなりません。何より右回り2000mでは5戦2着3回で、掲示板を外したのは19年の
大阪杯のみ。この時は終始外々を回されたことに加え、直線で寄られる不利もあっての結果でした。
大阪杯の過去を見ても、前走の凡走で人気を落としたGI馬が激走した例は多く、2019年の
アルアインに2013年の
エイシンフラッシュ。そして2018年に6番人気2着した
ペルシアンナイト自身も、その人気薄激走馬でした。
ただ日曜は雨予報ではあり、降雨量にも左右される可能性はありますが、よほど荒れた馬場にならない限り値引きの必要はないと判断。2017年のマイルチャンピオンSを制したGI馬が、注目の最強馬決定戦で番狂わせを起こしても不思議はないとみます。
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