4日、阪神競馬場で行われた
大阪杯(4歳上・GI・芝2000m)は、先手を取った
川田将雅騎手騎乗の4番人気
レイパパレ(牝4、栗東・
高野友和厩舎)が、直線で外に持ち出して後続を突き放し、2着の6番人気
モズベッロ(牡5、栗東・
森田直行厩舎)に4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分1秒6(重)。
さらに3/4馬身差の3着に1番人気
コントレイル(牡4、栗東・
矢作芳人厩舎)が入った。なお、2番人気
グランアレグリア(牝5、美浦・
藤沢和雄厩舎)は4着、3番人気
サリオス(牡4、美浦・
堀宣行厩舎)は5着に終わった。
勝った
レイパパレは、
父ディープインパクト、
母シェルズレイ、
その父クロフネという血統。デビューから無傷の5連勝で
チャレンジCを制し、一気のメンバー強化となったここでも見事な逃げ切りを決めてGI初制覇を果たした。また、鞍上の
川田将雅騎手は先週の
高松宮記念に続くGI連勝となった。
【
川田将雅騎手のコメント】
本当に凄いことをしたなと思います。素晴らしい馬です。最後の方は少し力みながらになりましたが、本当に良い雰囲気で返し馬を終えることができ、馬場的にも周りの馬的にも今日はハナまで行ってしまおうと選択しました。
できるなら(直線は)馬場の真ん中に出したいという思いがあり、4コーナーで後ろとの距離もありましたので迷惑をかけることなく出すことができました。その後も最後まで走りきって、ちゃんと勝ちきってくれたと思います。
このメンバーでこういう勝ち方をしてくれて、このあとこの馬が背負うものは極端に大きくなりましたから、それに見合う走りを今後もできるように一戦一戦しっかり走っていきたいなと思います。
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大阪杯ダイジェスト>
※
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