「阪神牝馬S・G2」(10日、阪神)
前走の
愛知杯で新馬戦以来のVをつかんだ
マジックキャッスルが7日、美浦Wで最終追い。終始楽な感じだったが、切れのある動きで5F66秒6-38秒7-12秒2を計時した。国枝師は「単走でやってスムーズな内容だった。問題なく来ているよ」と好感触だ。
秋華賞を含め、重賞で3度の2着。世代上位の力を示しながらも、なかなか手が届かなかった2勝目。だが、前走の
愛知杯でうっぷんを晴らすかのような豪快な勝ちっぷりを披露した。師は「馬はどんどん変わってきている。もともと落ち着いていた馬だけど、より落ち着きが出て、体もいいところに筋肉がついている」と成長ぶりに目を細める。ひと皮むけた4歳牝馬が、タイトル奪取の勢いに乗って重賞連勝を狙う。
提供:デイリースポーツ