「
皐月賞・G1」(18日、中山)
若葉Sを圧勝した
アドマイヤハダルが8日、栗東CWで新コンビを組むルメールを背に、併せ馬で軽快な動きを披露した。目下2連勝中と勢いは十分。本番でも楽しみな存在だ。
注目の初タッグだ。新パートナーのルメールを背に、
アドマイヤハダルは栗東CWへ。小崎騎乗の
シェパードボーイ(5歳3勝クラス)と併せ、しまい重点に軽快かつパワフルな動きを披露した。
僚馬を2馬身半追走し、ゴール前で1馬身先着。持ったままの手応えで6F82秒3-37秒8-12秒2をマークした。感触を確かめた鞍上は「手応えもフットワークも良かった。乗りやすいし、いい動きをしてくれました」と好印象を得た様子。続けて「コントロール?問題ないです。コンディションもOK」と明るい表情を見せた。
出世レースの
エリカ賞-
若葉Sを連勝。特に前走の
若葉Sでは、好位から突き抜けてラ
イバルを圧倒。休養の効果が顕著で、馬体重が増えた(8キロ)分だけ脚力が増していた。谷口助手は「以前のひ弱さが改善され、背中やトモがしっかりしてきました」と短期間での
パワーアップを感じている。
ホープフルS2着馬
オーソクレースの回避で騎乗馬を失ったルメールにとっては願ってもない騎乗依頼。巡ってきたチャンスをモノにしたい。「
弥生賞では
ダノンザキッドが負けました。今年はスーパースターホースがいない。みんなチャンスがあると思います」。成長急な
ロードカナロア産駒とのコンビで、勢力図を一気に塗り替えるか。
提供:デイリースポーツ