10日に阪神競馬場で行われる
阪神牝馬S(4歳上・牝・GII・芝1600m)について枠順・馬番別に検証していく。なお、阪神芝1600mで施行されるようになった2016年以降をデータの集計対象とした。
過去5年、馬番別では2回の馬券絡みが6番、8番、10番で、極端に有利な馬番は見当たらない。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 1-0-0-6/7 複勝率14.3% 複勝回収率22%
2枠 0-0-0-7/7 複勝率0.0% 複勝回収率0%
3枠 1-0-1-6/8 複勝率25.0% 複勝回収率28%
4枠 0-0-1-9/10 複勝率10.0% 複勝回収率20%
5枠 2-1-1-6/10 複勝率40.0% 複勝回収率260%
6枠 0-0-1-9/10 複勝率10.0% 複勝回収率20%
7枠 1-1-1-7/10 複勝率30.0% 複勝回収率210%
8枠 0-3-0-7/10 複勝率30.0% 複勝回収率251%
【内・外の成績】
1〜4枠 2-0-2-28/33 複勝率12.5% 複勝回収率18%
5〜8枠 3-5-3-29/40 複勝率27.5% 複勝回収率185%
18年は11→10→3、19年は8→14→12、20年は2→15→10と3年続けて2ケタ馬番が2頭馬券絡みを果たしており、外枠が優勢。5〜8枠の複勝回収率185%、7枠・8枠の複勝回収率は200%を超えており、馬券妙味という点でも外枠が圧倒している。
7番人気以下で馬券絡みを果たした4頭はいずれも2ケタ馬番で、4角通過順位は、2番手、4番手、2番手、2番手。外枠から先行して波乱を演出しており、昨年11番人気3着と健闘した
ディメンシオンも10番枠からの先行粘りこみ(通過順位は3→2)だった。