11日、阪神競馬場で行われた
桜花賞(3歳・牝・GI・芝1600m)は、好位でレースを進めた
吉田隼人騎手騎乗の2番人気
ソダシ(牝3、栗東・
須貝尚介厩舎)が、直線に入って抜け出し、外から猛然と追い上げる1番人気
サトノレイナス(牝3、美浦・
国枝栄厩舎)をクビ差振り切り優勝した。勝ちタイムは1分31秒1(良、コースレコード)。
さらに1/2馬身差の3着に8番人気
ファインルージュ(牝3、美浦・
木村哲也厩舎)が入った。なお、3番人気
メイケイエール(牝3、栗東・
武英智厩舎)は18着に終わった。
勝った
ソダシは、
父クロフネ、
母ブチコ、
その父キングカメハメハという血統。阪神JF以来のレースを見事に制し、昨年の
デアリングタクトに続く無敗での
桜花賞制覇を果たした。白毛馬によるクラシック制覇は史上初の快挙。また、鞍上の
吉田隼人騎手にとっても初めてのクラシックタイトルとなった。
【
吉田隼人騎手のコメント】
馬場に入ってゲートに向かう時もそこまでイヤイヤしていなかったですし、ゲート裏で回っている時の雰囲気もこの前より良かったです。厩舎スタッフのおかげでいい感じで(レースに)挑めました。
ポジションが決まってからは馬と呼吸を整えました。(直線は)手応え十分で周りを確認する余裕もありましたし、最後は高速馬場なので分が悪いかなと思いましたが、馬の力に助けられました。
プレッシャーはありました。話題だけで本当に強いのかという見方もありましたので、なんとか見返してやろうという気持ちでしたが、自分が思っている以上に馬が成長してくれていると思います。
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桜花賞ダイジェスト>
※
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