お待たせしました！2021(令和3)年度のホッカイドウ競馬「門別グランシャリオナイター」開催がきょう14日、開幕します！

　昨年度は、開催82日間での総発売額がなんと520億円まで伸び、過去最高だった1991(平成3)年度(454億円余)を大幅に更新するシーズンとなったわけですが、この新年度、馬主ほか関係者の皆さんにとっても、応援していただけるファンの皆さんにとっても更に魅力を感じていただけるような競馬運営を目指すということで、施行面では重賞の賞金額アップや、賞金配分方式の一律「170方式」化などで魅力アップを図るほか、1着250万円の「準重賞」も新設。

　一方、ファンサービス面においては、昨年、初めて「JBC競走」(第1回JBC2歳優駿JpnIII)が行われたシーズン最終週を除く開催29週間が「無観客」で行われたのとは異なり、今季はまずスタートの第1回開催(4月14日・15日、21日・22日)および第2回開催(4月28日・29日、5月4日・5日)において、「250組500名」を上限とする事前申し込み制(ホッカイドウ競馬オフィシャルサイト内。上限を超えた場合は抽選)を採用。感染防止対策を徹底しつつ「馬産地ナイター競馬」を現地でお楽しみいただけることになっています。

　なお、第1回開催の4日分については4月5日を以て受付終了となりましたが、第2回開催の4日分については現在受付中(4月12日＝10時〜16日＝17時まで)ですので、ご希望される皆さんは是非、ホッカイドウ競馬オフィシャルサイトにてエントリーをお願い致します。また、一昨年まで運行していた札幌駅北口から門別競馬場へ出ている無料バスは、今年は新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から運行しないとのこと。

　そうして迎えるシーズン初日、きょう14日の開催は全12レース制。第1Rの発走時刻は14時30分、最終(メイン)12RのJBC協会協賛スタリオンシリーズ「モンテロッソ賞/B4〜C1-1組・1200ｍ外回り」は20時35分のゲートインとなっています。

　昨年11月5日の「道営記念H1」以来、実に5ヵ月余ぶりの門別競馬場でのレースということで、どの競走についても楽しみは尽きないわけですが、中でも注目していただきたいのはやはり、全国に先駆けて真っ先に行われる“日本一早い2歳新馬戦”、第6Rの「JRA認定フレッシュチャレンジ競走/1000m外回り」でしょう。

「2019年生まれ世代」最初の勝ち名乗りを目指し、全8頭が速力を競いますが、今年「初年度産駒」を送り出す新種牡馬コパノリッキーの牝駒ラブミードール(角川秀樹厩舎)と、同じく新種牡馬ロゴタイプの牝駒エイレーネ(小野望厩舎)が特に注目を集めることになりそうです。

　きょう4月14日(水)から「第64回道営記念H1」が行われる11月4日(木)まで、昨年と同じく「15開催・82日間」に亘って熱戦が続くことになる門別グランシャリオナイター開催。今年はいまのところ、シーズンを通して「現地観戦」を楽しめる可能性もありそうですので、引き続き「馬産地ホッカイドウ競馬」への御愛顧、よろしくお願い申し上げます！

(文：ひだか応援隊)