園田競馬初日の13日、3人の新人ジョッキーが待望の
プロデビューを果たした。兵庫競馬では初の女性騎手となる
佐々木世麗(ささき・せれい)騎手(18)=園田・新子雅=が誕生した。
レース前には真新しい勝負服で記者会見に臨んだ3人は「同期には負けたくない」とラ
イバル心を燃やす中、佐々木は「馬の気持ちを考えて騎乗したい。1000勝を目指したい」と大きな目標を掲げた。
また
大山龍太郎(おおやま・りゅうたろう)騎手(17)=西脇・坂本和=は「
バランス感覚を生かして騎乗できる」とセールスポイントをアピール。
長尾翼玖(ながお・たすく)騎手(19)=西脇・橋本明=は「(乗れることでの)感謝の気持ちを忘れず、ひと鞍ひと鞍をしっかり乗っていきたい」と抱負を述べた。
3Rがデビュー戦となった佐々木は、5番人気の
チャイムカムオンで勝利を目指したが4着。「頭が真っ白になってしまいました。もうちょっとしっかり乗れていたら前へも行けたと思います」と振り返った。
この日の成績は8、11Rに出走した大山の2着が最高着だったが、今後も新人騎手の活躍から目が離せない。
提供:デイリースポーツ