現地時間17日、
オーストラリアのランドウィック競馬場でG1・クイーンオブザターフ(3歳上牝・芝1600m・13頭立て)が行われた。
道中は後方から進んだ8番人気タイのネトワイエ(牝7、T.
ベリー騎手)が直線で外から脚を伸ばし、好位から一旦は抜け出した1番人気プロバビール(牝4、K.マカヴォイ騎手)をゴール寸前でとらえ、0.1馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分35秒86(稍重)。
ネトワイエ(
Nettoyer)は、父
Sebring(
その父More Than Ready)、
母Cleanup、母の
父デヒアという血統。豪州のW.ロシュ厩舎の管理馬。
昨年の
ドンカスターマイル(豪G1)を20頭立て17番人気で制覇。以降は勝ち星から遠ざかっており、連覇をかけて臨んだ今年の
ドンカスターマイルも9着に敗れていたが、そこから連闘でG1・2勝目をあげた。通算成績は41戦7勝(うち重賞5勝)。
また、ネトワイエは“ピザと
シャンパンが好物”として話題の馬。クイーンオブザターフは
シャンパン製造会社の“モエ・エ・シャンドン”がスポンサーで、レース後にはW.ロシュ調教師のツイッターアカウントに、ピザとモエ・エ・シャンドンをもらう動画が掲載された。
ただ、動画を見る限りではピザはどんどんと食べ進めていたものの、モエ・エ・シャンドンについてはあまり口が進んでいない様子だった。
※馬齢表記は現地基準に基づく。