18日、中山競馬場で行われた
皐月賞(3歳・牡牝・GI・芝2000m)は、好位でレースを進めた
横山武史騎手騎乗の2番人気
エフフォーリア(牡3、美浦・
鹿戸雄一厩舎)が、4コーナーで空いた内を突いて先頭に立つと、直線では後続を突き放し、2着の8番人気
タイトルホルダー(牡3、美浦・
栗田徹厩舎)に3馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分0秒6(稍重)。
※データは注記のあるものを除き1986年以降、
JRAのみ。
【豆知識】
◆一昨年の
サートゥルナーリア、昨年の
コントレイルに続き3年連続で4戦無敗の
皐月賞馬が誕生。
ホープフルS覇者の
皐月賞連勝はストップ。
◆2着馬に0秒5差以上つけての
皐月賞制覇は1994年の
ナリタブライアン(0秒6)、2011年の
オルフェーヴル(0秒5、東京開催)に続き3頭目。前述2頭は三冠馬。
◆
Katies牝系では
ヒシアマゾン、
アドマイヤムーン、
スリープレスナイトに続く4頭目のGI馬で、クラシックは初制覇。
◆関東馬の
皐月賞ワンツーは1997年の
サニーブライアン・
シルクライトニング以来。クラシック全体でもそれ以降では
アパパネ・
サンテミリオンが1着同着の2010年
オークスのみだった。
◆美浦所属騎手が
JRAGIで1〜3着を独占したのは、
ストレイトガールが勝った2015年
ヴィクトリアマイル(
戸崎圭太騎手・
吉田豊騎手・
江田照男騎手)以来。
◆
横山武史騎手は、父の
横山典弘騎手(1998年
セイウンスカイ)と
皐月賞父子制覇。武邦彦・
武豊父子、福永洋一・
福永祐一父子に続く史上3組目。※1985年以前含む
◆
鹿戸雄一調教師は、
スクリーンヒーローの2008年
ジャパンC以来のGI・2勝目。
◆
エフフォーリアの上がり3Fは36秒7。
皐月賞優勝馬が上がり3F36秒以上を要したのは1998年の
セイウンスカイ(同じく36秒7)以来。
◆「母の
父ハーツクライ」はGI初制覇。重賞は通算6勝目。